たんじん (丹参)
学名 |
Salvia miltiorrhiza |
日本名 |
タンジン |
科名(日本名) |
シソ科 |
日本語別名 |
ニコタグサ |
漢名 |
丹參(タンシン,dānshēn,たんじん) |
科名(漢名) |
脣形(シンケイ,chúnxíng)科 |
漢語別名 |
郤(郄)蟬草(ケキセンソウ,xichancao)、木羊乳(ボクヨウニュウ,muyangru)、赤參(セキシン,chishen)、山參、紫丹參、紅根(コウコン,honggen)、血山根、血生根、血參、大紅袍、山蘇子根、燒酒壺根 |
英名 |
|
2007/12/25 薬用植物園 |
|
|
|
2008/04/17 薬用植物園 |
|
2007/05/26 薬用植物園 |
|
|
2008/06/19 薬用植物園 |
|
辨 |
アキギリ属 Salvia(鼠尾草 shŭwĕicăo 屬)については、アキギリ属を見よ。 |
訓 |
參(シン,shēn)の字義は、オタネニンジンの訓を見よ。 |
『延喜式』丹参に、「ニコタクサ」と。
小野蘭山『本草綱目啓蒙』8(1806)に、「ニコタグサ延喜式」と。 |
学名の種小名は「赤い根」。 |
説 |
華北・陝西・華東・湖南に分布、草叢・水辺・路傍・林辺などに生じ、時に雑草として扱う。
日本では、稀に栽培。 |
誌 |
中国では、本種などの根を丹參(タンシン,dānshēn,たんじん)と呼び、薬用に供する(〇印は正品)。
『中草藥現代研究』Ⅱ/472 『全國中草藥匯編』上/217-218 『中薬志』I/70-72 『(修訂)中葯志 』I/339-349
S. bowleyana(南丹參・丹參・七里麻・七里蕉)
S. digitaloides(白背丹參・毛地黃丹參・毛地黃鼠尾・銀紫丹參・白元參)
S. kiaometiensis(土丹參・地鼠尾)
〇タンジン S. miltiorrhiza (丹參・赤參・紅根・紅丹參・紫丹參・木羊乳)
var. alba(白花丹參)
S. plectranthoides(小丹參・長冠鼠尾・紫參)
S. przewalskii(甘西丹參・甘肅丹參・紫丹參・紅秦艽)
var. mandarinorum(褐毛丹參)
S. trijuga(三對葉丹參ッ・三葉鼠尾)
S. yunnanensis(雲南丹參・滇丹參・紫丹參・石山丹參・紅靑菜)
|
日本では、生薬タンジン(丹参)は タンジンの根である(第十八改正日本薬局方)。 |
|